USER’S VOICE 実務から意識改革までを担う、各企業に合ったオーダーメイド研修/講師派遣型社員研修

COMPANY PROFILE
株式会社ヤマタネ弊社は「多様な人財が集い、社会に貢献する力を生み出す」というパーパスを掲げ、2025年4月からの中期経営計画にて、「社員⼀⼈ひとりの活性化を促し、チャレンジ精神溢れる企業⽂化を醸成する」ことを目標としています。
これらを体現するために人的資本投資を積極的に進めております。中でも研修を非常に重要な施策と位置付けており、専門家による体系立てられたカリキュラムを用いるのが効率的だと考えています。そこで、SMBCコンサルティングの「講師派遣型社員研修」を活用させていただいています。
このサービスには多様な講師やコンテンツが揃っており、ニーズに合致するプログラムを組み立てられるので非常に助かっています。SMBCコンサルティングの企画担当者の方から、ヒアリングを通して最適なプログラムをご提案していただいたり、研修現場にもマメに足を運んで講師と社員の相性などを確認しながら方針を立ててカスタマイズしていただいているほか、研修内容のみならず、綿密で手厚いフォローアップも頼もしく感じています。
現在は新入社員から管理職までの各階層向けに、研修を実施していただいています。社員からの反響が大きかったものとしては、コーチング研修がありました。これまで弊社では、時間や効率面の制約からトップダウン型のコミュニケーションが中心となりがちでした。そこへ新たにボトムアップ型のコーチング技術を導入していこうと考え、全管理職が受講するプログラムを組みました。専門の講師から懇切丁寧にコーチングの考えや方法を手ほどきしていただき、理解が進みました。コーチングに初めて触れる社員も多かった中、「たいへん有益だった」との声が多く上がりました。
今後さらに取り組みたい研修テーマとしては、次世代経営人財の育成です。これまでは実績と経験を重ねてきた人財が順次、経営層として活動してきましたが、今後は意識的に育成していく必要があると考えています。また、パーパス・理念の浸透に関する研修も必須です。昨年、創業100周年を迎えたことから、新たな理念体系を整理しました。これを社員に浸透させるために、研修の力を借りたく考えています。
さらには、管理職になることを望まない若手層へのアプローチもしていきたいです。非管理職の多くが管理職になることに対して抵抗を感じているのが現状です。管理職の役割や多様なリーダーシップのありようを伝えることで、「自分にもできる」と感じたうえで自身のキャリアを考えてほしいと思っています。
こうした意識改革も含め、これからの時代の「研修」の意義を考えていきたいと思います。
講師派遣型社員研修とは
30年以上にわたり、企業の社員教育をサポートしてきたSMBCコンサルティングが手がける教育サービス。各分野に精通し、豊富な実績をもつ約300人の講師ネットワークにより、各企業の課題やニーズに合わせた教育体系、研修プランを提案します。SMBCコンサルティングの企画担当者が事前に打ち合わせのうえで、研修のテーマや構成、回数、難易度などで各企業独自のプログラムをカスタマイズし、講師を派遣。より効果の高い研修を実現します。
◎文/山内宏泰 写真/太田隆生
◎「SMBCマネジメント+」2025年8月号掲載記事
プロフィール

SMBCマネジメント+編集部
SMBC経営懇話会 特別会員のお客さまへ毎月お届けしている会報誌です。旬のテーマを取り上げる特集記事、人を育てる(人材育成についてのインタビュー)、注目企業の紹介など、お客さまの経営課題解決に役立つ情報をお届けいたします。