企業から見たワーケーションの価値と可能性 長崎県平戸市でワーケーションしませんか?
交通アクセスは正直不便ですが、海や山・緑に囲まれ、異国情緒にあふれる長崎県平戸市は、ワーケーションにはうってつけの環境です。
令和3年度よりオフィス開設支援事業補助金制度を創設しており、オフィス系企業の事務所開設に対する支援を行っています。
個人の移住者への幅広い支援も行っていますので、お気軽にご相談ください。
平戸市の特徴
平戸市は古代から開かれた古都で、大航海時代にはアジアやヨーロッパ諸国との貿易港として栄え、今でも日本と異国の文化がミックスされた独特の空気感が漂う町です。
市内中心には平戸城がそびえ、穏やかな街並みを見下ろします。松浦家の居城として宝永元年(1704)に築城がはじまり、享保3年(1718)に完成。2021年4月には平戸城がリニューアルオープン。日本初の「城泊(キャッスルステイ)」もはじまりました。
また、オランダ東インド会社の貿易拠点として設置された平戸オランダ商館や、日蘭貿易時代の平戸や松浦家の歴史や貴重な史料を見ることができる松浦史料博物館など、遺跡や史料館が点在し、歴史を今に伝えています。
町の歴史は古く、長崎初のキリスト教伝来の地として知られ、天文19年(1550)に宣教師・フランシスコ・ザビエルが平戸で普及を始めたといわれています。
平戸市内には2つの世界遺産があり、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産として「平戸の聖地と集落(春日集落と安満岳、中江ノ島)」が登録されています。
他にもキリスト教復活後に信者たちの祈りの場として建てられ、ステンドグラスが美しい田平天主堂や、平戸市街地を望む丘の上に立つ平戸ザビエル記念教会など数多くの教会が存在し、静かな祈りと信仰への歴史を感じることができます。
ワーケーションとは
ワーケーションとは、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた欧米発の造語です。リゾートなどの環境のよい場所で、休暇を兼ねてリモートワークを行うライフスタイルを指すことが多く、有休取得率が上がらないという問題の解決策として、欧米では広く浸透してきています。
(観光庁のホームページより抜粋)
因みに、ある企業(三菱地所)では「ワーケーション」を、休暇ではなく、「Workの質を高め、様々なationを生み出す働き方」と定義し、イノベーションを起こすための新しいワークスタイルとして提案しています。
働く場所を非日常空間(Location)に変えることで、普段生まれないコミュニケーション(Communication)が生まれ、新しいアイディアが創造される(Innovation)。その結果、チームメンバーのモチベーション(Motivation)がさらに向上し、社内に良い循環を生み出す。人を、会社を、社会を、元気づけるきっかけとなる新しい働き方です。
ワーケーションのメリット
企業にも、社員にも、双方にメリットがあります。
(観光庁のホームページより抜粋)
平戸市でのワーケーション実施例
『平戸市多拠点ワーク体験プレツアー「避紛地サテライトオフィス」』
花粉症の時期に避紛地である大島村で平戸市多拠点ワーク体験ツアーを実施。
平戸市に興味のある複数の企業がツアーに参加し、平戸に滞在しながら仕事を行い、
企業のサテライトオフィスとしての可能性を模索する取り組み。
複数の企業が平戸市に滞在し、平戸視察やワークショップなどの企画を通して、
企業間の事業連携など、様々な副産物も生まれることが期待できます。
ワーケーションに関する支援
市内の空き家等を活用してサテライトオフィスを開設する企業等に対して、改修費及び家賃の一部を補助します。
また、サテライトオフィスおためし支援として、市内で3日以上従事し、かつSNS等で平戸市の情報を発信していただいた企業には、移動に要した交通費や市内での宿泊費等の一部を補助します。
【サテライトオフィスおためし支援】
・事業内容
サテライトオフィスおためし支援に係る費用の補助
・対象経費
移動に要した交通費、平戸市内での宿泊費及び空き家家賃、サテライトオフィス
の施設経費、その他市長が必要と認めるもの
・補助対象者
市内物件を利用して、平戸市外の企業等が遠隔勤務を連続して3日以上従事し、
かつ、その状況についてSNS等を利用して情報の発信を行うこと。
・補助率
延べ30日以上の滞在の場合、対象経費の3/4で1人当たり30万円を限度とする。
延べ30日未満の滞在の場合、対象経費の3/4で1人当たり15万円を限度とする。
ただし、それぞれの区分において、滞在中に地域のイベントやボランティア活動等へ
従事した場合は、対象経費の4/5とし、上限額は上記のとおりとする。
※ワーケーションの案内チラシ
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プロフィール
夢あふれる 未来のまち 長崎県平戸市
平戸市は日本列島本土の最西端に位置しておりますが、歴史的には海外との交易の舞台として、古くは遣隋使の時代から東アジアを中心に、また16世紀の大航海時代には、ポルトガルやオランダなどの西欧諸国とのつながりを持つ国際都市として栄えた伝統がある港町です。
また自然景観も雄大で、複雑な海岸線や四季折々の山海など美しい環境から生み出される農林水産物や特産品は、各方面からも高い評価を受けております。
その一方で、地方の抱える共通の悩みとしての少子高齢化、過疎化が著しく、これといった大きな企業などもないことから、財政対策や人口減少に歯止めをかける政策が求められています。
これらの課題解決のために、「市民が主役のまちづくり」を推進しながら、「ふるさと納税」の目覚しい躍進を契機として、産業振興、定住促進、子育て支援、雇用確保などを柱とした「平戸市総合戦略」を推し進めることによって、安心で安全な生活を確保しずっと住みたくなる街の創出に全力を注いでいるところです。