SMBC経営懇話会 今月の耳より情報 ー 第9回 顧客満足度1位の研修プログラムで、新入社員の「即戦力化」と「成長」を実現
来春も、多くの新入社員が社会人としての第一歩を踏み出す。この時期にどのような社員教育を行うかが、配属後に即戦力として活躍できるかにも大きく関わってくる。そこで活用したいのが、外部の新入社員研修プログラムだ。実はSMBCコンサルティングが、この分野で業界トップクラスの実績と評価をもつことをご存じだろうか。大手調査会社による2024年度の顧客満足度調査で3年連続1位を獲得しており、2003年以降の受講者数は延べ6万人以上にものぼる。毎年3,000人を超える新入社員が参加する、人気の研修だ。
高評価の理由の一つは、社会人としての基本のマインドとスキルを短期間で集中的に習得できることにある。「1日コース、2日コース、3日コースがあり、日数の多いコースが特に人気です。学生から社会人へと気持ちを切り替えるとともに、心構えやビジネスマナー、仕事の進め方、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)などを学びます」と話すのは東京会場担当の小野さん。基礎全般をカバーすることで、人事担当者はより長期を見据えた育成に注力できるわけだ。
登壇する講師陣は、日頃から人材育成に関するセミナーを担当するベテラン揃いだ。新入社員教育についても豊富な実績と知識をもち、過去の研修で評価が高い講師が担当する。
開催エリアは東京、名古屋、大阪、神戸。各会場へは主要駅から徒歩数分というアクセスのよさも魅力で、土地勘のない新入社員でも安心だ。日程は3月末~4月上旬の間で、同じコースでも開始日を複数設定してあるため、各社のスケジュールに合わせて選択することができる。
こうした、研修の質と利便性の両面が満足度につながり、リピーターとなる企業も多い。事業所が全国に点在している、本社が地方にあるといった企業のニーズにも対応できるよう、25年度はオンライン研修も開催する。
基礎を固めることで、自信をもって業務に臨める
ここ数年の新入社員は、コロナ禍で学生時代を過ごしてきた。「年齢の離れた相手とのコミュニケーションに不安を感じる人も多いため、敬語の使い方や電話応対などの研修も行っています」と、名古屋以西を担当する村上さん。メインのコースに、「ビジネス文書・eメールの書き方とマナー」といった単発のテーマ別研修を組み合わせるのも人気だ。
一方、最近の新入社員は、非常に素直かつ真面目で、指導されたことをやり遂げる力が高いともいわれる。そのため、研修を通じて自信をつけてもらえれば、実務に就いてからも能力を発揮しやすい。「ビジネスシーンを想定したグループワークやトレーニングを増やし、『わかる』だけではなく『できる』までを実現する研修を目指しています」(村上さん)。また、入社半年後に振り返りや目標設定を行う「フォローアップ研修」「新人ステップアップ研修」「2年目直前研修」など、新入社員の成長を継続的にサポートするプログラムも用意されている。
研修中は座学とワークを組み合わせ、内容の習熟を図る
導入企業からは「自社の新入社員に身につけてほしいこととプログラムが合致している」「実務へとスムーズに移行できた」、参加者からは「ワークなどを通じて自信がついた」「他社の社員とも交流でき、刺激になった」といった声があがっている。新入社員の意欲や可能性を引き出し、自律的な姿勢で業務に取り組んでもらうためにも、来年度は、より効果的な新入社員研修を検討してみてはどうだろうか。
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