効率UP! 集中力UP! 在宅での仕事が驚くほどはかどる「7つのコツ」

■POINT
1.在宅勤務(テレワーク)でも効率よく仕事ができる環境を整えることが、喫緊の課題となっています。
2.そのポイントは、オフィスと同じように仕事に集中できる環境づくり、タイムマネジメントなどです。


株式会社ブルームコンセプト 小山 龍介


 在宅勤務によって、パフォーマンスが上がる人がいる一方で、作業効率が落ちたと感じる人も少なくないようです。在宅勤務が当たり前となる事態を迎えて、自宅でも効率よく仕事ができるようにすることが、企業にとっても働く人にとっても重要になっています。自宅での執務環境を整える「7つのコツ」は、次のとおりです。




 以下では、これら「7つのコツ」について、詳しく解説していくことにします。


(1) デスクライトを使ってスポットライト効果を


 自宅には、趣味のものやテレビ・ゲーム機器、日常雑貨・小物など、オフィスに比べると、注意をそらすような要素がたくさんあります。雑然とした状況は、仕事に向きません。

 こうした環境で一挙に仕事モードに入るためには、まず照明を変えてみましょう。基本的に自宅の照明は、部屋全体を照らしています。そして、手元はオフィスに比べると暗めです。この状態だと、手元は見えづらく、部屋の環境ばかりが目に入って集中できません。そこで、デスクライトを導入して、手元を明るく、部屋全体は暗くします。
 最近は、光の質にこだわったデスクライトがたくさん出ています。これらを上手に使うことで、目の疲労を抑えながら、仕事に集中することができます。


(2) 高さを調整できるイスを選ぶ


 イスも、仕事の効率を左右する環境の1つです。人は、作業の種類によって姿勢が変わります。資料を読み込むとき、チェックするときには前のめりになりますし、ざっとウェブサイトを眺めているときにはイスの背もたれにもたれかかっているでしょう。作業の種類によって姿勢を変えるには、家庭のダイニングチェアなどは不向きです。
 イスはもっとも長い時間、体と接する家具です。無理な姿勢で疲れをためることがないよう、少なくとも高さの調整ができるイスを選ぶようにします。予算に余裕があれば、高級ビジネスチェアもよいでしょう。


(3) 大型ワイドディスプレイを活用する


 大型ワイドディスプレイも、在宅勤務を快適にする有用なツールです。小さな画面を覗き込んで仕事をするのと、大画面でゆうゆうと仕事をするのとでは、作業効率も疲れも段違いです。
 そこで、おすすめしたいのが、大型ワイドディスプレイです。筆者は、49インチのウルトラワイドディスプレイを使っているのですが、これだけの幅があると、エクセル、パワーポイント、ウェブサイトの3つのウインドウを開きながら作業をすることができます。マルチタスクをこなせるので、作業効率は格段に高まります。
 人間の視線は横に広いという特徴があります。49インチでも通常のテレビのように高さがあると、見上げるような姿勢になって首が疲れます。ウルトラワイドなら、首に負担をかけることなく大画面の恩恵を受けることができます。


(4) 二酸化炭素濃度を低めに抑える


 空気の質も、集中力を左右する大きな要素です。この空気の質を左右する要素が2つあります。
 1つは、温度。暑すぎると集中できません。意外と見落としがちなのが、2つめの二酸化炭素濃度です。外気の二酸化炭素濃度は400ppm〜450ppmといわれています。室内(特に気密性の高いマンションなど)では、人の呼吸だけでも二酸化炭素濃度はどんどん上がっていき、1,000ppmを超えると集中力が低下してきます。
 筆者は、デスクまわりに二酸化炭素濃度計を設置し、リアルタイムに濃度を計測していますが、ちょっと油断すると、あっという間に上昇します。休憩を兼ねて、1時間に1度を目安に、窓を開けて空気を入れ換えましょう。


(5) 時間割をつくる


 「パーキンソンの法則」というものがあります。これは、イギリスの官僚の働き方を調査して発見された法則で、与えられた時間いっぱいに仕事が増えていくというものです。たとえば、2時間で終わるような仕事であっても、3時間与えられれば、その時間すべてを使うように仕事を膨張させるというのです。
 実は、在宅勤務でも同じようなことが起こっています。出社や退社といった時間の制約がはっきりしないので、ついプライベートの時間にまで侵食するように仕事を膨張させてしまうのです。こうした非効率を避けるためにおすすめしたいのが、時間割の作成です。オフィスと違って変化の少ない在宅勤務においても、変化をつけるために時間を区切って、仕事の内容も変化をつけていくとよいでしょう。


(6) 働く場所を大胆に変える

 書斎、ダイニングルームなど、家のなかでも働ける場所はさまざまあります。たとえば、書斎であれば、集中して作業をこなすような仕事や情報のインプット、ダイニングルームでは広いテーブルを利用した資料の取りまとめといったように、働く場所にも変化をつけるようにしましょう。

 さらには、もっと意外な場所もよいでしょう。古来から「3B」(Bus、Bath、Bed)がアイデアの出やすい場所といわれます。移動中とお風呂、それからベッドのなかです。在宅であれば、交通機関での移動というよりは散歩をしたり、お風呂のなかでゆったりと考えを巡らせてみたり、短い昼寝をしてみたりと、いろいろ工夫ができそうです。


(7) 創造性を高める環境をつくる


 最後に、オフィスではできないような、在宅勤務ならではのテクニックを紹介します。就業先によっては認められていないかもしれませんが、可能であればぜひ試してみてください。




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