日本のブランドをグローバルに 【マーケブログ①】日本企業の魅力をもっと世界に伝えたい! 外国人が重視する3つのポイント

グローバル化を目指し、海外との取引が増えているという方も多くなってきています。

外資系企業・グローバル企業で働いている方、もしくは海外の方とお仕事をする中で、言語に限らずビジネスのやり方や、考え方が異なるなと思うことはありませんか?

自分が「当たり前」と思っている習慣や、仕事のやり方、ビジネスの常識も、海外の方々にとっては全く違う捉え方をすることも多くあります。

このブログでは、実際に海外の方と働く際もしくは海外進出の際に、どのようなコミュニケーションをとればスムーズにやり取りができるのか、自社をアピールできるのか、背景を考えながらお伝えいたします。


1.日本の製品は、海外の人にとっては【魅力】 がいっぱい

自社のサービスや商品を海外の方に展開する際、どのように提供してよいか、本当に海外の方が自社のサービスや商品を好きになってくれるかわからない、というお問い合わせをよくいただきます。

株式会社ビデオリサーチが実施した「ジャパンブランド調査2019」によると、「日本の製品は優れている」と回答した外国人は82.3%で、全体の8割を超えています。特にASEAN諸国では9割を超え、日本製品は圧倒的な信頼感が得られていることがわかります。

日本製品のイメージは、1位が「ハイテク」、2位は「高性能」、3位は「信頼できる」です。東アジアでは、1位が「丁寧に作られていそう」、2位は「繊細な・細やかな」、3位は「信頼できる」と、他国とは少し異なる印象を持たれています。


⇒ REMARKでは、海外から見た、お客様の商品・サービスの隠れた価値・魅力を発見しターゲット市場・層に向けた正しいマーケティング戦略や手法をお伝えいたします。

※隠れた価値の発見


2.相手を理解し、自社の魅力を伝えるには

1.で述べたように、日本には、海外にはないもの、作れないもの、真似できないものがたくさんあります。

ただし、海外に展開する場合は、それに固執してしまうと、歴史文化的背景や、習慣の違いから本当は魅力的なサービス・商品なのに適切な評価を得られないこともあります。

海外進出に失敗してしまう日本企業の主な要因は以下の5つが考えられます。

1)〝伝統的な和〟に固執している日本企業

2)〝海外市場のライフスタイル〟を充分理解しない日本企業

3)〝マーケティングリサーチ〟が不充分なままスタートする日本企業

4)〝メイド・イン・ジャパン〟への過剰な思い入れを持つ日本企業

5)〝ビジネス戦略を持たずに商品力だけで売ろう〟と考えている日本企業


海外の習慣や思考を理解し、その中で自社のサービスや商品がどのようになじんでいくかによって本質を理解してもらい、評価されることができるでしょう。


どのようにマーケティング戦略を練るべきか、現状のプランで問題ないか。

⇒ REMARKではアメリカでマーケティングを培ってきたCEOのAshをはじめマーケティングの最先端をいくチームが、マーケティング・デューデリジェンスという日本では珍しい取り組みを行っております。一度マーケティング戦略の健康診断【REMARK GPS】を行い、一部ではなく、統合的なデータ精査を行い、何をどう変えれば上手くいくのか、潜在能力を引き出してみませんか?

※REMARK GPS



3.伝え方ひとつでもっと魅力あふれる商品・サービスに

例えば日本では、「言わなくても通じる」「行間を読む」「謙遜する」ことが美徳とされ、このような日本独自の謙遜文化や独特のコミュニケーションルールはビジネスでも多用される傾向があります。しかし、積極的に自らの主張・才能や実績を発信することが当たり前とされている国もあります。

特に欧米では、相手の気持ちを推し量ったりすることは少なく、「言わないとわからない」のが前提です。そして、貿易の現場はほぼ英語でやりとりされ、国際的なビジネスの現場でも英語でのコミュニケーションスタイルを理解して対応することが大切です。


■日本のコミュニケーションスタイル

・結論は後にまわし、説明(理由)を前に持ってくる

・遠回しで曖昧(婉曲的)な表現を好む

・衝突や対立を避けるため、意見の違いを表明することに抵抗を持つ

・聞き手に言葉以外の意味を察する能力を求める

■英語圏をはじめ、ヨーロッパの言語(ラテン語)圏でのコミュニケーションスタイル

・結論を先に話し、理由(説明)は後にまわす

・ロジカルでダイレクトな表現を好む

・意見の違いを明確にし、話し合う(討論する)

・聞き手に言葉(文脈)そのもので理解を求める


このようなスタイルの違いから、ビジネスでの会話や、ウェブサイトや広告文など伝え方の構成、翻訳において、日本と同じようなマーケティング手法で行っていると海外では上手くいかないということが多く見受けられます。


直訳ではなく、伝わる翻訳へ。

⇒ REMARKではその翻訳プロセスのことを【トランスクリエーション】と称し、みなさまのサービス・商品の魅力を、歴史や文化的背景の異なる海外の方にきちんと伝える文章・デザインを提供しております。

※トランスクリエーション


プロフィール

日本のブランドをグローバルに REMARK株式会社

REMARKは、日本の代理店の強みと、海外の代理店の強みを両方兼ね備えた会社です。
世界中で経験を積んだマーケティングのスペシャリストである外国人中心で、東京、アメリカ、オーストラリア、シンガポール、ドイツなどの各拠点にいます。
中心メンバーは日本に住み、日本のビジネス文化を理解しながら、外国人目線でのコミュニケーションをダイレクトに届けることができることが強みです。
日本の良いものをもっと世界に広げたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

一般的なマーケティングコンサルティングに加え、下記のようなことが得意です。
・デジタルマーケティングが生まれた国、アメリカから最先端情報をアップデートしつつ貴社向けに最適化した活用方法をご提案
・日本企業の持つポテンシャルの再発見とトランスクリエーション

<こんな方にオススメ>
・日本国内だけでは売上が頭打ちだと感じている経営者の方
・英語圏の市場に進出したものの、いまひとつ期待した成果が出ていないと感じる方
・テストマーケティングをしたい方
・自社ブランドをグローバル目線で磨いてみたい方

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